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Gravio基本機能1 ~データ収集編~

Gravio基本機能1 ~データ収集編~

Gravioの主な機能は以下の4つです。

  1. センサーからのデータ収集
  2. 収集したデータの蓄積と加工処理
  3. 接続済みデバイスの制御・駆動
  4. 外部システムへのデータ連携・送信

今回は、センサーからのデータ収集機能について、一般的な手法と比較して説明いたします。

IoTデータの収集について

通常、各種センサーからデータを収集するためには、以下の手順を実施します。

  1. 各センサー専用アプリケーションのインストール
  2. センサーとアプリケーション間における接続の確立
  3. センサーからのデータ収集方法(種類、頻度など)の設定
  4. センサーから受け取ったデータをアプリケーション内で処理し表示

簡単にデータを収集する上で、汎用性の高い環境を想定します。そこで、入手しやすく、かつ、PC(Windows)との接続も容易な、Bluetooth接続のマルチセンサー「CC2650STK」(Texas Instruments社製)とUSB接続の人感センサー「IWS600-CM」(東京デバイセズ社製)を利用して、具体的な手順を説明いたします。

1つ目のBluetooth接続マルチセンサー「CC2650STK」の場合は、

まず、データを表示できる専用アプリケーションをインストールします。

{アプリケーション(参考):https://www.microsoft.com/ja-jp/p/cc2650sensortag/9nzhqt7rrh8s

次に、センサーの電源を投入し、BluetoothデバイスとしてPCとペアリングを行います。

インストールしたアプリケーションを起動すると自動的にセンサーと接続され、温度などのセンサーデータがアプリケーション上にリアルタイム(1秒単位)に表示されます。

2つ目のUSB接続人感センサー「IWS600-CM」の場合は、

まず、センサーメーカーが用意している専用のアプリケーションをダウンロードします。(アプリケーション:https://tokyodevices.jp/items/177

次に、センサーをPCにUSB経由で接続すると、プラグアンドプレイ機能によりセンサーのドライバーが自動的にインストールされ接続が確立されます。アプリケーションを立ち上げ、データの収集方法を設定することで、リアルタイム(1秒単位)に人感検知データが表示されます。

上記のとおり、センサーデータを収集するためには、それぞれ専用のアプリケーションが必要になるケースが多く、センサーの種類が増えるほどその手間が増大します。

また、データの種類や形式、データを収集するタイミング、アプリケーションの使い方などがそれぞれのセンサーで異なるため、センサーの種類が増えると設定が複雑になります。

Gravioは、こうした複雑性を解消できるソフトウェアです。各種センサーとの接続手順が既に実装されているため、専用のアプリケーションをそれぞれインストールすることなく、各種センサーに関する固有の知識がなくても、Gravio上で同一の操作のもとデータを収集することが可能です。

複数のセンサーデータを一元的に収集

実際のIoTプロジェクトでは、単一のデータだけではなく、複数のセンサーデータを組み合わせて活用するケースがほとんどです。

しかし、先に紹介した2つの専用アプリケーションでは、データの表示と閲覧のみができ出力や連携を行えないため、一元的なデータの収集はできません。  

Gravioでは、センサーごとにアプリケーションを用意する必要がなく、複数のセンサーデータを一元的に収集できます。さらに、専用アプリケーションでは必ずしも対応していないデータファイルの出力が可能なため、簡単に他のシステムにデータを送ることができます。

対応センサー

IoTに使われるセンサーは、有線のセンサーもあれば無線のセンサーもあります。Gravioでは、気軽にIoTを利用していただけるよう、一般的な接続方法であるBluetoothとUSB接続に対応しています。

また、IoTデータの種類は、多岐にわたります。例えば、快適な空間で働けているかを把握する場合には空調に関する温度などのデータ、機械の動作に異常が無いかを検知する場合には動きに関する加速度などのデータが利用されます。

Gravioは、温度、湿度、気圧、照度、加速度、開閉、人感など、汎用的なIoTデータを収集できるセンサーから順次対応を進めています。

対応センサーの一覧については、FAQを御覧ください。

https://www.gravio.com/faq-ja

設定方法

Gravioを利用してセンサーからデータを収集するための手順を説明いたします。

  1. Gravioをインストール
  2. センサーとGravioの接続
  3. センサーの動作を制御するための設定
    (ア) 収集したいデータ種別を選択
    (イ) センサーの登録
    (ウ) データ収集開始用スライドボタンを有効にする
  4. データビューアーで収集データを確認

簡単に設定でき、5分程度でセンサーからデータを収集できます。

各種センサーの設定方法の詳細は、Qiitaで確認いただけます。

【Qiita】温度データを取得してみた

実際にデータを取れるまでの動画はこちらです。

あとがき

Gravioの基本機能の一つである、センサーからのデータ収集についてご説明いたしました。

次回は、収集したデータの蓄積と加工処理について解説します。