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2020-10-27

<Gravioの社内アイデアソン実施レポート!>軽井沢のサードオフィス様施設にて実際のワーケーション・宿泊施設におけるAIやIoTの活用を題材にしたアイデアソン合宿を行ってきました

<Gravioの社内アイデアソン実施レポート!>軽井沢のサードオフィス様施設にて実際のワーケーション・宿泊施設におけるAIやIoTの活用を題材にしたアイデアソン合宿を行ってきました

こんにちは、Gravio事業部のタルミです。

当ブログでも「ニューノーマル」や「働き方の見直し」に関連したAIやIoTの活用例を記載してきましたが、今回は更に一歩進めて、実際に「ワーケーション」や「リモートオフィス」を提供する施設そのものにおいて、Gravioを活用した様々なソリューションの有効性を検証する、ということにチャレンジしてきました。

もちろん、冒頭にも書きましたが、新型感染症に対し引き続き警戒するのは大前提ですが、GoTo施策など続々始まっており、ビジネスサイドもバランスよく対応していく必要があると考えています。また、弊社ではすでに9ヶ月近くテレワークを続けておりますが、ご想像のとおり、リアルなF2Fコミュニケーションの機会が大幅に減少しました。しかしながら「飲み会」「会議」「チームビルディング」などを行なうために、人が多く、感染リスクが少なくない都心の一般の施設で、というのも時節柄どうかなぁ、と思うところはあります。

そこで、今回は「プライベート」かつ「密になりにくい」形態を保てる場所でのアイデアソンを行なおう、ということになったわけです。

今回の検証場所

長野県の建設・不動産業者様である株式会社フォレストコーポレーション様のご協力のもと、その名も「サードオフィス」という施設の宿泊利用体験を利用いたしました。

紅葉が始まり、とてもいい感じですね。もうこの時点で「大井町」で働くのとはちょっと違う感じですww

施設を一言で表すなら、「超ハイクオリティ」です。

まず森の中にあるという素晴らしい立地で、ポールセンの柔らかな照明、機能的かつ高性能なアイランドキッチン、選びぬかれたファニチャー、天然木の良い香り、ロイヤルコペンハーゲンやリーデルといった素晴らしい食器類、最新の高級調理家電、そしてコミュニケーションを活性化する様々な仕掛け(土間やバーの設置)と、一般的なオフィスとは全く違う環境です。

今回はアイデアソンとチームビルディングを両方兼ねての実践ですが、この環境下での参加メンバーのモチベーション向上はすごいものがありました。環境ってとっても大事ですね。特にハードウェアとソフトウェア両面のアイデアを求められる我々のチームにとって、この環境は素晴らしいものでした。オフィスにいたら思いつかない利用法が次々に出てきます。

実施内容はこんなかんじです

 

本施設は宿泊可能なので、一泊二日での実施です。

 

Day1はお昼集合

外国籍のメンバーも多いのですが皆和食に慣れていますので、トラディッショナルな「峠の釜めし」を皆で食べてから、施設のレクチャーなどを受け、いよいよアイデア出し開始。

チームをA/B の2つに分け、その中の一人ひとりが建物や外の環境を見たり、実際に働いている人に困っていることなどを聞きつつ、実装したい仕組みを各個人が3つほど考えていきました。

そしてすべてのアイデアを張り出し(20個近いアイデアです)、みんなで投票を行ない、人気の高かったものをチームで共同作業で作成する、という形で進めていきました。

Aチームは“建物内施設関連の動作可視化

  • 建物各所の温度
  • 湿度およびCO2の計測
  • 人の検知(いる、いない)

です。

リモートで宿泊も行ない、かつ平素人がいない場合もあるので、遠隔地からでも状況がわかるようにしておきたい、というニーズと、CO2濃度の計測でワーケーション時の密防止だけでなく、作業効率の低下を防ぎたい、という点に注目しました。

当然、フォレストコーポレーション様がサードオフィス活用をお客様にプレゼンするときにも、軽井沢の環境を「数値」でお見せしたい、というお話もありましたので、そのご要望も含めて実装。

アイデアソンとしてはちょっとチートなのですがww

 

それぞれのセンサーをこのような感じに設置し、MicrosoftさんのPower BIを使ってさくっと完了!
(Aチームには私が入っていましたので、とにかく早く飲みたかったからか、実装が超高速で終わりましたw)

実装時間も限られていたので、BI画面はこんな感じになりました。

スマホからでも、PCからでも、ブラウザを通して表示可能です。

これで、出先でも状況を一目で確認できますね。

また、建物には暖炉がついていました。

他の家電はすべて電化されていたのですが暖炉は直火です。焦電センサーを使って赤外線検知をしたり、そこまで熱くならないところに温度センサーを付けておけば、火の不始末も防止できそうですね。

当然、そのような場所で問題が出た場合は急ぎでの対応が必要ですので、Bチームの実装したLINE通知などと組み合わせるのもアリです。

Bチームは、「おもてなし」にフォーカスしたアイデアを実装することに

事前登録済の利用者の顔画像をGravioのAI機能を活用することで、人物認識を実施

それぞれのお客様に対して適切な案内メッセージをデジタルサイネージを通して行いました。

また、利用者の利便性と施設管理者の労力を削減するための「LINE連携呼出ボタン」を実装しました。

この建物はオフィス・管理棟と宿泊棟が別れており、インターフォンは設置されているのですが、最新の製品でかなり高機能がゆえ複雑です。シンプルな呼出ボタンと、管理者側のグループチャットとして利用されているLINEを連携させることで、宿泊棟の利用者からの呼出に臨機応変に対応できる(4Gが入ればどこでも受信できるので、外の仕事をやっていても気づく)仕組みを実装することにしました。

ここまでのアイデア出しと実装でおおよそ3時間前後です。

おおよそ「やりたいこと」が出来上がった時点で一旦手を止め、夜ご飯の準備に。

Day1の締めはチームビルディングとしての料理作り+土間に設置された隠れ家的なバーでウイスキーを飲み、レコードを聞きながら雑談タイム(深夜2時までつづく…)

さすがチーズの国、フランスから来たメンバーの大皿盛り付けは美しく、また、アメリカ出身のメンバーはペンネを「豪快」に茹で上げ!みんなで作ることでチームワークやコミュニケーションがいつも以上に活性化し、よりチームとしての一体感が醸成されていきました。

そしてDay2。

眠い目をこすりながら、軽井沢ならではの雰囲気が漂うベーカリーレストランで朝食を楽しんだあと、実装した仕組みの最終仕上げです。

そして出来上がった仕組みをAチーム、Bチームそれぞれ、株式会社フォレストコーポレーションの小沢社長様および軽井沢支店の社員様にプレゼンしました。

弊社のソリューションを活用いただくことで、皆さんの「シゴト」が楽になり、さらに「新しいビジネス」を作ることが可能であることに、全員が手応えを感じたという、とても実りの大きいワーケーション+アイデアソン実践になりました。

まとめ

今回のアイデアソンでは、様々なシーンで実際にAIやIoTといった技術をチーム全体がお客様と一緒になって考え、活用することを考えていきました。

結果として、お客様の現時点での「悩み」を解消するだけでなく、今後必要となるセンサーや、接続先などのアイデアも生まれました。今回ご紹介した仕組みは、オフィスやレストラン、病院などでも同様に活用できます。

Gravioで現場がよろこぶ「Automation」と「Remote」、ぜひ簡単に実装して活用頂ければ幸いです。

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