Gravioアクション テンプレート広場

プラン
カテゴリー
IoTセンサー
カメラAI
所要時間
10分
レベル
★☆☆☆☆
利用デバイス
  • Gravio Hub
  • Gravio CO2センサー
  • Gravio LEDライト
Gravio以外に用意するもの
  • インターネット接続環境(テンプレートダウンロードに必須)
  • 設定用PC(Win/Mac)
Gravio契約プラン
Standard以上

生産性向上・密防止に効果的!空間のCO2濃度を信号のように光る色で判断し快適な環境へ

CO2濃度と生産性には関連があります。また密防止においてもCO2濃度の可視化は有効です。本テンプレートを使うことで、オフィスやパブリックスペースのCO2濃度測定を行うとともに、濃度に応じてLEDライトの点灯色を緑、黄、赤と信号のように変えることで、利用者や管理者に対する可視化および換気を促す仕組みを簡単に作成できます。

事前準備

テンプレートのダウンロードと取り込み手順

1. テンプレートのダウンロード

ダウンロードボタンより、テンプレートファイルをダウンロードします。
テンプレートをダウンロード

2. テンプレートの取り込み

Gravio StudioにログインしGravio Hubkitをクリックします。
「設定」->「機能パッケージ」のインポートボタンをクリックし、ダウンロードしたテンプレートを選択し、取り込みます。

MAC OSを利用されている場合、最後に「Hubkitに適用」のボタンをクリックします。

テンプレートのユーザー設定と手順

1. センサー・表示器のペアリング

各センサー・デバイスは無線接続であり、接続時に固有のIDをもつため、認証をする必要があります。
ここではCO2センサー・LEDライトをペアリングします。ペアリング方法はこちらをご確認ください。

2. データビューアでセンサーデータの受信確認

ペアリングしたセンサーのデータが「データビューア」上で受信していることを確認します。

3. アクションを設定

テンプレートを取り込むと、新しいアクションが追加されます。
この3つのアクションが表示機を駆動するための仕組みとなっています。

追加された新しいアクションを開き、下図の通りになっていることを確認します。
今回はこのままで利用可能なため、特に設定することはありません。

アクション名:CO2(1000-)

【CO2が1,000ppm以上】の場合、LEDライトを赤色へ点灯します。
このアクションは「赤色に点灯させる」部分を担当します(制御します)。
濃度の1,000ppmの設定は後ほど行います。

アクション名:CO2(701-999)

【CO2が701ppm以上、999ppm以下】の場合、LEDライトを黄色へ点灯します。
このアクションは「黄色に点灯させる」部分を担当します(制御します)。
濃度の701ppm以上、999ppm以下の設定は後ほど行います。

アクション名:CO2(-700)

【CO2が700ppm以下】の場合、LEDライトを緑色へ点灯します。
このアクションは「緑色に点灯させる」部分を担当します(制御します)。
濃度の701ppm以下の設定は後ほど行います。

4. トリガーを設定

テンプレートを取り込むと、新しいトリガーが追加されます。 この3つのトリガーで、アクションを実行する条件(具体的にはCO2濃度が○○ppmの場合)を設定することができます。 追加された新しいトリガーを開き、下図の通りになっていることを確認します。

設定にはペアリング済のセンサーを指定する(データの元を決める)必要があります。そこでそれぞれのトリガーの「条件」タブを開き、「物理デバイスID」でペアリングしたセンサーを選択します。

トリガー名:CO2(1000-)

【CO2が1,000ppm以上】の場合、LEDライトを赤色へ点灯する「アクション」を実行します。

トリガー名:CO2(701-999)

【CO2が701ppm以上、999ppm以下】の場合、LEDライトを黄色へ点灯する「アクション」を実行します。

トリガー名:CO2(-700)

【CO2が700ppm以下】場合、LEDライトを緑色へ点灯する「アクション」を実行します。

5. 動作確認

今後、リアルタイムのCO2の値に応じてLEDライトの点灯色が変更するようになります。

以上で完成です、お疲れ様でした。