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2018-11-22

<簡単IoT>オフィス内設置コーヒーマシンの改善してみた!〜 品切れのガッカリ感解消、気持ちよく働くためのTips 〜

<簡単IoT>オフィス内設置コーヒーマシンの改善してみた!〜 品切れのガッカリ感解消、気持ちよく働くためのTips 〜

こんにちは、Gravio事業部のタルミです。

前回の“鍵開け当番のガッカリ感解消”は多くのお客様に見て頂けたようで、“こんなことできないの?”、“こんなことやってよ”と続編を希望する声が社内外から上がっており、嬉しい悲鳴を上げております。身近なことなのに、出来てないことって、意外と多いんだな、と実感しています。

というわけで、今回は、IoTを簡単に業務で活用している事例、その2をご紹介したいと思います(うまくいったらシリーズ化しちゃおう、などと考えております)。

では、話を進めていきましょう。もともと、従業員向け福利厚生として、弊社ではカップ式の自動販売機型の大型ドリンクベンダー(飲み放題)が設置されており、こちらは定期的に業者さんがコーヒーやジュースを補充してくれています。そして、昨年、オフィス拡張を行なったんです。ビルの1Fにある大きなフロアの契約とあわせてグリーンを基調にした全面改装を施し、会議室やセミナールームを拡充、さらにカフェテリア的に使えるコラボスペース(ワインセラーもあって、お酒も飲めますよ!)をOpenしました。

その1Fには配管の関係から大型のベンダーは設置出来ないという問題があり、また、“香り高く美味しいコーヒーやお茶が飲みたい”というリクエストに対し、経営陣、がんばりました(笑)全自動エスプレッソマシン1台と、様々な味が楽しめるドリップ型の卓上ベンダーが1台、導入の運びとなりました!(もちろん無料で楽しめますよ!)

1Fの様子

朝は濃い目、昼はライトなコーヒーとか、今日はモカフロストを飲みたいとか、チャイが飲みたいとか、ハーブティが飲みたいとか、導入されたマシンはその性能を遺憾なく発揮していますが、新たなる悩みのタネが発生しました。

そう、“種類多すぎてすぐフレーバーの在庫がなくなる”問題です。

良く飲まれるもの、そうでないもの、の消費にかなりのばらつきがあるみたいです。

更に、シーズナリティもあるし、10種類のフレーバーの消費予測をするのは結構困難。

私は効率厨なので、“人気無いやつはディスコンにしてしまえー”とSKU(管理品番)をリダクション(コンフィグ幅を減らす)することばかり考えてしまうのですが、本システムの管理をしている総務人事チームがなかなかの良識派でして、譲りません・・・

“みんなが平等に幸せになれないとだめだ!少数でも利用されているものは継続しなきゃいけない“と。

そういえば、先日もコーヒーマシンに付箋で“もっと種類を増やして下さい”という謎の張り紙があったような、なかったような(笑)

よくよく考えると、これ、最初に設置したベンダーさん、うまいことやってますよね。ある程度サービスでいろんなものを味わってもらい、そこでフレーバーの固定客を作っちゃう。うまいなぁ。多色インクのプリンターを思い出しますね。まるで。消耗品ビジネスばんざい(^^)

おっと、話がそれました。

で、予測はなかなか難しそうだし、味の種類も減らせない(10種類以上)。

全部のフレーバーや豆の在庫をセンサー(重さ)で測定するとか、赤外線を利用したセンサーであり、なし、を測定するなど、やろうと思えば幾らでもできるのですが、そんな100%確実なソリューションを長い時間掛けて“あーでもない、こーでもない”とこねくり回すのは性に合いません。できれば、コストも限りなく安く実装したいじゃないですか。そのほうが費用対効果もぐぐぐっと出ますからね。さらに、このくらいのカイゼンは現場で人事や総務の有志がちょちょっとイジるレベルで出来たら最高ですよね。(IT部門よりIoT活用が進んでいる総務部なんてカッコいいかも!)

だって、ゴールは、“コーヒーが品切れせずに、みんなが幸せであること”ですもんね。

そこで、我々の取った策はこちら。目(飲むヒトたち)がセンサー+AIがわり、無くなりそうならIoTを使ってスマートに通知。人事/総務が数量と納期をAIで分析(鉛筆ナメナメ、という表現が適切ですね)して発注する、ヒトとキカイが高度にフュージョンしたハイブリッドオペレーションで解決できますね!

なぜなら、このコーヒー欠品問題のルートコーズは“誰かが総務に声がけするまでコーヒーが補充されない”ですし、“総務が言われていて発注するの忘れちゃった”だったりもするので。連絡と情報伝達を確実にすることにIoTのチカラを使えば良いわけです。

前回の“がっかりネタ”と共通する悩みなんですね。距離があって見えないところにあるものの状況や状態を知らせることが出来たら便利、なわけです。しかも簡単に。

で、コーヒーがなくなりそうなら、“追加発注”ボタンを押して貰えば良いわけです。

ボタン押すと人事総務が在庫チェックに来て、目視してからの発注。これで充分です。

シンプルイズベスト。ボタン押すだけなので、面倒くさがり屋でも問題ないですし、

国籍年齢性別問わずに使いやすいと思います。ユニバーサルデザインですね(こじつけ)。

(ちなみに、Webなどを利用した自動発注はASTERIA Warpを使えば全然できちゃいますし、Gravioでもメール送出機能を使えば外部にメールで発注指示をすることは可能ですよ。一回に発注する種類と量を常に決めているのであれば、これでOKです)

で、前回のオフィス鍵管理と同じSlack上で新しいチャンネルを作成しています。1Fのステータス確認チャンネル(弊社1Fはパンゲアと呼ばれていますので、#pangaea ですね)に、 “コーヒー切れた!”のメッセージが来ればOK。会社の“よもやまごと”はこのSlack上のチャンネル見ればわかるよね、的な運用になります。ちょっと手を加えればWebとかアプリで“豆なくなった”表示画面とか作ることもできますが、アリモノでまずは実装。ニーズとバジェットがついてきたときに、拡張すればいいんです。

今回の仕組みを実現するために利用するサービスは、2018年10月よりパワーアップした“新Gravio”です。離れた位置にあるボタンのクリック状況をリアルタイムでシェア出来る仕組みを作成することになりました。

仕組みは超簡単です。5分で作成出来ます。

用意するものは下記のものだけ。

  • Windows 10 PC 1台(Gravioが動くスペックのもの。Raspberry PiなどでもOK)
  • インターネット接続(Gravioはエッジ型、ネットワーク不要。Slackにポストするため)
  • Gravio有償版で利用可能な無償貸出のボタン:リモートスイッチ(Zigbee接続、USBレシーバー込)
  • 作業時間(5分ぐらい)
  • Slackのアカウント(メッセージング用)

費用感は、こんな感じです。

Slackはご存知のとおり、無償でも利用できますよね。

PCはすでにオフィスにあるものや、リプレース対象になるようなものをご用意いただければ問題ありません。ただセンサー情報を得るため、常時通電にする必要はありますので、電気代は少しだけかかるかもしれません。

で、キモのソフト本体とセンサー各種は、なんと月額500円で利用可能です。

(ちなみに500円/月のコースだと4つもセンサーを選べます。詳細はのちほど)

設置から運用はとっても簡単です。

コーヒー、フレーバーのそばにスイッチを設置。

つけたスイッチの画像はこちら。

つけたスイッチの画像

センサーからの情報をGravioが動作しているPCで受け取ります。

PCにレシーバーがついていて、Gravioが動作していますね

Gravio Studioの設定

ボタンのクリックを “トリガー”として、Slackにメッセージをポストする仕組みがこちら。


コーヒー補充の設定方法

全てグラフィカルな画面で簡単に設定。コーディングする必要はありません。

前回の記事を読んで頂いた方には安心感のある画面ですよね。パラメータをすこし変えるだけです。

Slackへ届くメッセージはこんな感じ↓(スマホのSlackアプリで開いてみました)


Slackに届くメッセージ

たとえば紅茶とコーヒーの発注を分けたり、設置場所が複数ある時や、それぞれのコーヒーマシンの費用負担(コストセンター)が別れているなど、さまざまな利用シーンが想定できますので、運用方法は適宜検討することになります。スイッチは500円で4つまで貸出が可能ですので、それぞれのスイッチからのメッセージ先、メッセージ内容、チャンネルなどを変えたりしても面白いかもしれません。

また、この無償貸出のスイッチはクリックのしかたで異なるデータが送信できます。

一回押しなら、時間あるときに見に来てね。

ダブルクリックなら、至急見に来てね。まってるから♡ と

Slackからのメッセージングを変更させることもできます。

Gravioなら、低コスト。

部門、部署、有志(個人)でも気軽にチャレンジできるよう、コストと導入手順を大幅に改善しました。

IoTを気軽に“利用”して、すぐに“改善”できること、皆さんのオフィスにもたくさんあると思います。是非月額500円で皆さんのオフィスならではの“改善”にチャレンジしてみませんか?

あとがき

以前、フリードリンクのベンダーが設置されている会社に転職した際の話です。入社後1ヶ月は無料だったのですが、ある日急に有償になりました。こういった福利厚生は難しい点も多いと思いますが、IoTを利用して経営陣を含めた満足度の向上を提供することで、弊社では無償を継続していきたいと思うところです。

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