【新デバイス登場】現場の情報を、もっと分かりやすく。新しくなったGravio LED Matrixで進化する「見える化」

こんにちは。Gravio担当の原田です。
今回は、ノーコードAI/IoT連携ツール「Gravio」と連携できる新しいLED表示デバイス「Gravio LED Matrix Gen.2」をご紹介します。
弊社オリジナルのこちらのデバイスは、2026年5月にリリースされた新デバイスで、センサーなどから取得した温度や湿度、CO2濃度などの情報を、LEDパネル上に分かりやすく表示できる端末です。
本ブログでは、従来モデルから進化したポイントをはじめ、具体的な活用シーン、実際にセンサーデータを表示するための設定方法まで分かりやすくご説明します。
以前の記事では、センサーデータをもとにBIツールで可視化したり、メッセージングアプリへ通知したりする仕組みをご紹介しました。これらは「見てほしい人」を決めて届ける方法です。
今回ご紹介するLEDパネルは、その逆です。誰かに宛てて送るのではなく、その場所を通る人の目に自然と入る形で情報を届けます。
従来の製品から、ここが進化しました!
以前レンタルでご提供していた、Gravio LED Matrix 第1世代とは違い、第2世代では仕様が大きく変わっています。
1. より多くの情報を分かりやすく表示できるようになりました
16×16ドットから32×32ドットのフルカラーLEDになり、本体サイズはそのままに解像度が向上しました。表示できる情報量が増え、文字やアイコンなどをより細かく、分かりやすく表現できるようになっています。
さらに、アニメーションGIFの再生や表示エリアの指定、背景画像とスクロールテキストの重ね合わせなどに対応し、文字や数値だけでなく、用途に合わせた多彩な情報表現もできるようになりました。
2. Wi-Fi対応で、より手軽に設置できるようになりました
第2世代はWi-Fi接続に対応し、第1世代で必要だったZigbeeレシーバーやペアリング作業が不要となっています。Wi-Fiが届く範囲であれば、Gravio Hubから離れた場所にも設置でき、利用場所の自由度が高まっています。
3. センサーデータを、簡単に見やすく表示できるようになりました
こちらは第1世代にも備わっていましたが、第2世代のアクション設定でも、温度・湿度・気圧・CO2濃度・開閉などの標準テンプレートをご用意しています。値を渡すだけで、単位やアイコンを含めたレイアウトを自動で表示できるため、ドット絵を作成したりするなど、画面表示を一から作り込む必要がありません。
想定される導入シーンとユースケース
設定方法に移る前に、LED Matrix Gen.2がどのような場面で活きるのかをご紹介します。
このデバイスの特長は「その場にいる人が、機器を操作することなく、一目で状況を把握できる」という点にあります。
具体的には、以下のようなシーンでご活用いただけます。
会議室や執務スペースの利用状況表示

人感センサーや開閉センサーと組み合わせ、扉の外にLEDパネルを設置することで、予約システムやスケジューラーを開かなくても、利用状況がその場で分かります。
特に、中の様子が見えない会議室では、空いているかどうかを確かめるために、いちいち扉を開けて覗き込むことになりがちですが、扉の外のパネルを見れば、開ける前に在・不在が分かります。
倉庫やサーバールームなどの温湿度監視

サーバールームや資材倉庫は、施錠されていたり、入室記録が必要だったりすることが多いかと思います。
そこで、センサーは部屋の中に、LEDパネルは扉の外に設置し、測る場所と見せる場所を切り離す運用にすることで、温度監視の巡回のために、鍵を開け、中に入る。という手間を省くことが可能になります。
さらに、文字色を自動設定にしておけば閾値を超えたときに色が変わるので、担当者が異常に気付きやすくなり、早期対応につなげられます。
製造現場や作業エリアの環境の見える化

CO2濃度や温度などの環境データを、作業エリアから見える位置に表示します。手元にPCやスマートフォンがない現場でも情報が届くため、換気や空調調整といった行動につなげやすくなります。
店舗や受付での案内表示

テキストや画像、スクロール表示にも対応しているため、センサーデータ以外の情報も自由に表示できます。混雑状況のお知らせや営業時間の案内など、伝えたい内容に合わせてご活用いただけます。
BIツールやメッセージアプリは、PCやスマートフォン、タブレットといった端末を通して情報を届ける仕組みです。一方でLED Matrixは、端末を介さずに情報を届けます。
特に現場では、両手が塞がっていて端末を操作できない場面があります。
作業手袋をしたまま、台車を押しながら、といった状況や、セキュリティ上の理由から、端末の持ち込み自体が制限されている現場もあります。
そうした場所でも、パネルは壁にあるだけで情報を伝えられます。
どちらか一方ではなく、目的に応じて組み合わせていただくことで、現場の情報伝達がより確実になります。
接続方法は2種類あります
Gravio LED Matrix Gen.2は、「HTTP」と「MQTT」の2つの方法でGravioと連携できます。
ここでは、それぞれの違いと選び方をご紹介します。詳しい設定手順は、実践編の記事でご紹介しています。
1. HTTP接続|まず1台で試してみたい方に
設定がシンプルで、まずはLED Matrix Gen.2を試してみたい場合や、簡易的なデモにおすすめです。
2. MQTT接続|複数台での運用や本番利用を想定する方に
HTTPより設定項目は増えますが、複数デバイスをまとめて管理しやすく、TLSによって通信を保護できるため、複数台での運用や本番利用に向いています。
迷った場合は、まずHTTP接続から試すのがおすすめです。
Gravio LED Matrix Gen.2 記事シリーズ
- 特長・活用シーン・接続方法の選び方(本記事)
- まず1台から試してみたい方
実践編1|HTTP接続でセンサーデータを表示する - 複数台での運用・本番利用を想定する方
実践編2|MQTT接続でセンサーデータを表示する
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