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簡単IoT
やってみようIoT!
2018-12-06

<簡単IoT>本気の”Lチカ“をクリスマスにあわせて作ってみた 〜はんだごて不要!プログラミング不要!100Vで動作する市販のクリスマス用LEDイルミネーション制御を10分で〜

<簡単IoT>本気の”Lチカ“をクリスマスにあわせて作ってみた 〜はんだごて不要!プログラミング不要!100Vで動作する市販のクリスマス用LEDイルミネーション制御を10分で〜

こんにちは、Gravio事業部のタルミです。

いよいよ年の瀬、街は一面ライティングされるようになってきましたね。IoT業界の人にはおなじみ“Lチカ”の時期です。

あ、デパチカではありませんよ(笑)。LEDチカチカ、通称Lチカと呼ばれる、これまたIoTの基本の“き”ですが、なにげに奥の深い技術でもあります。

クリスマスといえば、LEDイルミネーション! 

毎年この時期になると

“弊社の風物詩”になっておりますクリスマスツリーのライティング。

オフィスの1FにあるIF Lab(IoT展示共創スペース)を立ち上げた2016年はソニーさんのMESHをベースに、はんだごてを活用して自作のリレーキットを作り、LED照明の電源制御を行ないました。そして、昨年は自社製品である初代Gravioを用いて、IoT照明の定番でもあるフィリップスさんのHueとUSB接続の人感センサーを連動させた点灯制御を行ないました。

このような変遷をたどってきた弊社のIoTクリスマスツリーですが、今年は会社、製品ともにネタが非常に多く、

どの技術を利用して、どう魅せるか、を悩んだ結果、

新Gravioで格段に強化されたセンサー無償貸出プログラムと、制御対象機器の拡大というサービスそのものの拡充を軸に、社名変更とロゴの変更を行ったことを改めて皆様に知っていただく、という路線で行くことを決定しました。

 

というわけで、今回は、IoTを簡単に業務(店舗とかでも使えますよね)で活用している事例として、

“市中でかんたんに手に入る汎用品+ハンダいらず+プログラミングいらずで誰でもできる、で、費用は5000円以下”で実現する

“クリスマスLチカ”を作成してみました。

なお、Gravioが動作するパソコンとクリスマスツリーはお手元のものを活用いただくことになります(別途用意の場合、上記の費用に追加してくださいね)。 

人感制御・マニュアル制御・タイマー制御の

三連星制御=ジェットストリームアタック制御をやりたい! 

今回の動作イメージとしては、

  1. 人が来たら点灯動作をさせたい(ある程度点灯させたら省エネのため消したい)
  2. デモにもなるので、ボタンを押したときにも点灯動作をさせたい
  3. 時間が来たら、自動的に点灯をさせたい(夕方の決まった時間には必ず点灯させたい)

人が来たら、とか、ボタンが押されたら、という前述のブログでもおなじみのセンサー情報による制御だけではなく、タイマーによる強制制御も今回は追加します。もちろん“暗くなったら点灯させる”ということもGravioは可能です。Gravioで利用可能なTIさんのBLEマルチセンサーを使えばかんたんにできちゃいますが、外部センサーになるため、購入費用が発生するので(3−4000円)、今回はGravioに実装されているタイマートリガー機能でシンプルに暗くなる時間に点くようにしてみます。予算があったらその分LEDイルミネーションを豪華にしたいですからね! 

さっそく、実装!

部材として用意するものは下記となります。

  1. Gravio Basic(月額500円でセンサーは4つ無償貸出。今回は人感と押しボタンスイッチを利用します)
  2. 100Vで動作するLEDクリスマスツリー用ライト(1000円前後で用意できます)
  3. 100V電源の活断制御が可能なスマートプラグ(WiFi接続、HTTPで制御できるもの、3000円位) 

え、これだけ?という感じですよね。

そうです、これだけなんです。

Lチカを”はんだごて””リード線やブレッドボード””LED球そのもの”で実現すると、意外とコストが掛かりますし、なにより”時間”が必要になります。

はんだ付けも不慣れな人にとっては大きな障壁です。

某ネットショッピングサイトや、大手ホームセンターに行けばすぐに入手できるもので実装することで、

コストと時間がかなり削減できます。 

アクションの設定

1:Gravioで人感センサー、押し釦スイッチ、それぞれの設定を行ないます。

ペアリングして、センサーデータが取得できていればOKです。今までのブログでも同じような設定をしているので、ぜひ参考にしてみてください。

 

2:“アクション”でスマートプラグの振る舞いを設定します。

スマートプラグに割り当てられる動作に必要な設定をすることで、スマートプラグの動作そのものを制御できるようになります。今回の場合は点灯を○○秒間したあと、消灯する、という振る舞いが必要ですので、スマートプラグの電源をONにするアクションアイコンと、電源をOFFにするアクションアイコンそれぞれの設定と、点灯時間制御のためにGravio側で用意されている”スリープ”という機能を使い、ONのアイコンとOFFのアイコンの間に挟み込むことで点灯から消灯にいたるまでの振る舞いが設定できます。

 

3:上記のアクションを“発動”させるためのトリガーを設定します。

こちらも、いつもと同様、センサーデータが入ってきたタイミングで発動させるトリガーを設定します。センサーデータと連動するトリガーは今回の場合は二種類(人感、押し釦)ですね。設定したら、それぞれのセンサーを反応させて、2で設定したアクションが発動することを確認しておきましょう。

 

4:今回は更にタイマートリガーも設定してみます。

人がいない場合でも特定の時間になると、ナイトイルミネーションを行なうようにしてみます。夜にだけ動作する点灯時間が長い(=スリープ時間が長い)アクションを別途作成します。この、タイマートリガー用の専用のアクションを、タイマートリガーで特定の時間に実行すれば良い、ということですね。

 

‍タイマートリガーの設定画面

 

以上で、三連星制御の完成です。

更にチャレンジ、

上級者編 = 光る時間をボタンと人感とで変えてみよう

 チャレンジされる方は、それぞれのセンサーデータごとに違うアクションを設定するのも面白いと思います。人感ではアクションAを発動させて30秒点灯、押し釦の場合はアクションBで5秒、とかもできますし、それぞれのアクションごとに違うスマートプラグを設定することだって可能です。人感センサーを入り口と出口に設置して、入り口側のセンサーが反応したらスマートプラグA‘が動作するアクションAを、出口側のセンサーが反応したらスマートプラグB’が反応するアクションBを発動させる、など。このような制御ができるのがGravioです。市販のタイマー内蔵の電源プラグや、人感センサー付きのLED照明などを使えば一部の機能を実現はできますが、その自由度には限界がありますし、組み合わせての制御となると難易度は格段に上がってしまいます。

 

Lチカの“どこに”時間をかけるべきか?

最終サービスに直結する“デザインとクリエイティビティ”がキモ! 

”IoT”で”光らせる”ことそのものがゴールだった昨年、一昨年。

今年のゴールは“伝えたいメッセージや意思をIoTを活用して効果的にお届けすること”です。

従い、今回は“LEDの取り回し、色、オーナメントの加工”に時間を回します。

わかりやすい言葉でいえば“映える”ものを作らないと、なかなか社内でも、社外でも”イイね”が付かない、ということです。立派なKPIですよね。イイね数(笑)

 

 

今回は、クリスマスという電飾がフォーカスされる時期にかこつけて、弊社の社名変更に伴い新しくなりましたコーポレートロゴ。こちらを合わせて皆さんに覚えて頂きたい!というのが狙いだったりするわけです。IoTを利用して、ロゴの変更を”体感”していただき、“連想記憶”の補強剤とすることで、ロゴが皆さんの馴染みのよいものになったらいいなぁ、と。ちょっといやらしいかもしれませんが、予算をもらって実装していますので、会社に対して”申し開き”はやっぱりいりますよね。

  

魅せる”工場”=IoT利活用で、

記憶に残るブランディング 

連想記憶といえば、少しばかりプライベートの話になりますが、夏にスコットランドのスペイサイドというエリアにある、ウィスキーの名門、マッカラン社の新しいファクトリーに行ってきたんです。

こちら、展示・ツアー見学が超絶にIoTを活用しているんですね。しかも観客参加型のアトラクションが多数仕掛けられていて、肝心のウイスキーより、展示のほうが印象深く残っている、そんな感じです。ちなみに、蒸溜設備の規模が国産ウイスキー大手の6倍以上、といえば、そのスケール感は想像に難くないかと思います。ウィスキーのメガファクトリーといえるでしょう。

 

たとえば、ツアーで回る参加者の動きに合わせ、熟成用の樽が蒸気出しながら成形されるデモ。アクチュエーターで成形の動き、電磁弁で蒸気噴出ですね。また、ツアーガイドが床に隠されたセンサーを踏むことでツアーの道順を制御したり(実際には木材でできた屏風みたいなものを展開し制御。センサーとサーボモーターの組み合わせ)、タブレットからツアーエリア全体の照明の色やスポットライトをコントロール(IoT照明)していて、非常に印象深いツアーとなっています。光に関しては、重層的なアンバー、金、紫色などをうまく活用してウィスキーの熟成感と高級感を見事に演出していました。しかも、全てiPadでコントロールされており、ツアーの進捗、行程がトラッキングできているんです。他のツアーがどこを見ているとか、どのデモが今日は見れるか(赤、緑でタブレット上にデモと工場設備そのものの作動状態を表示)などがひと目でわかるようになっていました。工場で当然のごとく使われているM2Mのテクノロジーをベースに、美しさ、魅せるためのローブを纏い、全体のビジネスにうまく活用できている、そんなイメージですね。工場とマーケティングがうまくフュージョンしている、デザインドリブンのIoT活用ができている好例かと思います。

 

IoTを活用し、

デザインやイメージを紡ぎ出す“表現者”に・・・

 長々と今回も書きましたが、今回も、“かんたんにやりたい”ことをGravioで“表現”することをテーマにしてみました。

Gravioを活用いただき、月額500円で是非“イメージを具現化”する近道を探してみてください。

 

あとがき

もっともっとテクノロジーの“チカラ””デザイン””イメージ”を具現化し、皆様のビジネスにお役立ていただくことをGravioは考えています。

搭載されている気象推論AIで、雪が降ってきたら、ショーウィンドウのライティングを変えたり、とかもできちゃいますよね。

是非今後のバージョンアップをお楽しみに。

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